「WhiteRoom106」

小さな小さな世界で
僕は弱いヒーローだ
世界の広さなんて何も
知らなくて胸　高鳴らせてる

踏み込んだ世界を眺め
僕は今　何を思おう
白塗りの壁を見つめて
「始まった・・・（ｷﾘｯ）」
なんて格好つけてみたり

人生はそんな甘くなくて
未熟な自分が情けないよ
嫌でも自分責めてしまう
他人と自分の違いなんて
言わないでよ僕でもわかるよ
強くなりたい

白い部屋の片隅で
膝を抱え泣いていた
世界に打ちのめされた心
どんなに手を伸ばしてみても
今の僕じゃ届かない
世界に残されて行く一人ぼっち

描いてた子供の夢は
現実とは何かが違って
思うほど上手くは行かず
「消えたいな・・・」
なんて弱音吐いてしまう

みんなそれぞれの色を持って
未熟な自分は何も無くて
自分の価値を問いてしまう
ひ弱な自分を上手く隠して
偽物の笑顔を造るよ
前に進めない

音にならない叫びが
頭の中で響いてる
眩暈がするほど進む世界
気持ちだけじゃ何も変わらない
そんな事もうわかってるよ
世界に潰されそうな僕の心

ねぇ、誰か教えてよ
僕はこれから何をすればいい？
誰も教えちゃくれない
わかってる当然さ
馬鹿らしい話だね

子供の頃　描いてた
純粋でバカな夢は
今でも捨てたりなんてしてない
なら　何を立ち止まってるの？
ほら道は続いてるよ
世界に残されていちゃいけない進め

白い部屋の壁たちに
僕だけの色を飾る
世界に立ち向かえるよ誰でも
ほら今に見てろと笑え
物語は始まったよ
この部屋から進んでく僕のストーリー